表現の道具箱

文具コンサルタント「土橋 正」の「書く」・「描く」・「画く」文具を楽しむブログ。

カテゴリ: 筆ペン

今、世界各国から注目を集めている一人のアーティストがいる。その名もキム・ジョンギ(金政基、Kim Jung Gi)さん。下描きを一切行わず、ひとつのパーツから描きはじめ、次々に描き連ね、壮大な世界観をぺんてる筆一本で生み出していく。さながら「現代版の絵巻物」のようである。その制作工程をYouTubeに公開し多くの人たちを魅了し続けている。2017年6月に新宿 紀伊國屋書店でのサイン会をはじめ様々なイベントに参加するため来日されたキムさんにインタビューをさせて頂いた。前編では、プロのアーティストになるまでの紆余曲折ストーリー、後編では独自の創作スタイルについてお話しを伺った。…
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≪前編はこちら声優やナレーターとして数多くの作品、番組で活躍されている諏訪部 順一さん。前編では、主にナレーションやラジオ番組の収録現場で諏訪部さんが愛用されている道具についてお話を伺った。では、様々なキャラクターを演じる声優として関わっている現場ではどの…
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「サインペン」スタイルの筆ペン「筆文字サインペン」に、このたび字幅ラインナップが増えた。「筆文字サインペン」の最大の特長は、サインペン感覚でありながらペン先が気持ちよくしなるところ。ペン先の根もとはコシがあるので扱いやすく、トメ・ハネ・ハライが簡単に書け…
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「筆ペン」と聞くと、苦手意識を感じる人は多いと思う。特に毛筆タイプだと、ある程度筆に慣れていないとうまく使いこなせず、いつもより自分の字が下手に見えてしまう。かく言う私も苦手意識を持っている一人。そんな筆ペン初心者のための救世主的筆ペンが登場した。「筆文…
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  ■20年「ぺんてる筆」を愛用し続けているMIZOさん独自の描き方「ぺんてる筆」極細一本だけで、細密画を描きあげるMIZOさんには、独自のやり方がある。 新品の「ぺんてる筆」極細をおろして、いきなりは描かない。最初に「慣らし」の作業から入る。まず軸部分を少し押して…
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この絵を見て、筆ペンで描いていると思う人は、まずいないと思う。【画像はクリックすると拡大表示できます】作品を前にしてそう説明されたが、私も信じられなかった。というのも、絵の中には1mmにも満たない繊細な線が異常なほどに描きこまれているし、その一本一本の筆跡…
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「私の仕事は、登場人物のキャラクターに芝居をつけることなんです」そう語るのは、アニメーターの羽山淳一さん。「北斗の拳(1987年)」、「ジョジョの奇妙な冒険(OVA:1993年~1994年、2000年~2002年)」、「ボトムズファインダー(2010年)」などなど、数々のアニメーシ…
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ぺんてるは描画材をはじめ、様々な筆記具を製造している。しかし、ぺんてるが筆屋からその歴史をスタートさせたということはあまり知られていない。そのDNAを受け継ぎ、現在も売れ続けているのが、「ぺんてる筆(1976 年発売)」だ。 今や日本人にとって筆ペンは年賀状や祝儀…
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ぺんてるではここ数年、デジタルとアナログを融合させた「デジアナ文具」に力を入れている。たとえば、手書きした文字がデジタル化される「エアペン」や、マーキングした紙面をスマホで取り込んで、マークした所だけを表示、非表示にできる「アンキスナップ」などがある。そ…
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