表現の道具箱

文具コンサルタント「土橋 正」の「書く」・「描く」・「画く」文具を楽しむブログ。

タグ:アーティスト

後編はこちら≫「全ての創造は点から始まる。脳内のイメージをとにかく何かにアウトプットし始める時、最初の線一本、その起点を打つ時にこそ創造が始まる。点は方向が与えられれば線、密集すれば面となり、文字や形など様々なイメージを形成していく。点は偉大である。点か…
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今、世界各国から注目を集めている一人のアーティストがいる。その名もキム・ジョンギ(金政基、Kim Jung Gi)さん。下描きを一切行わず、ひとつのパーツから描きはじめ、次々に描き連ね、壮大な世界観をぺんてる筆一本で生み出していく。さながら「現代版の絵巻物」のようである。その制作工程をYouTubeに公開し多くの人たちを魅了し続けている。2017年6月に新宿 紀伊國屋書店でのサイン会をはじめ様々なイベントに参加するため来日されたキムさんにインタビューをさせて頂いた。前編では、プロのアーティストになるまでの紆余曲折ストーリー、後編では独自の創作スタイルについてお話しを伺った。…
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≪前編はこちら「うしおととら」、「からくりサーカス」、「月光条例」をはじめ現在も「双亡亭壊すべし」の週刊連載をされるなど、精力的に描き続けている漫画家 藤田和日郎さん。前編では、日頃の漫画制作で手にされる道具について、そして、藤田さんの創作に欠かせない修正液…
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後編はこちら≫「うしおととら」、「からくりサーカス」、「月光条例」などの代表作を次々に世に送り出し、現在も最新作「双亡亭壊すべし」を少年サンデーに週刊連載をしている漫画家、藤田和日郎さん。およそ30年という長きにわたり、第一線で漫画を描き続けている。週刊連載…
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≪前編はこちら声優やナレーターとして数多くの作品、番組で活躍されている諏訪部 順一さん。前編では、主にナレーションやラジオ番組の収録現場で諏訪部さんが愛用されている道具についてお話を伺った。では、様々なキャラクターを演じる声優として関わっている現場ではどの…
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後編はこちら≫アニメやゲームなどのキャラクターボイスを担当する声優、テレビ番組やCMのナレーター、ラジオパーソナリティをはじめ、声を使った表現をベースに幅広く活躍されている諏訪部 順一さん。その実績はすさまじく、ウィキペディアをみると、画面を何度もスクロール…
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≪前編はこちら■鉛筆・シャープペンをメインに使う制作スタイル【画像はクリックすると拡大表示できます】肉体的・精神的理由から25年の漫画家キャリアをいったん終了させた窪之内さん。次になにをやるということも当初全く考えていなかったという。ただ描くということは日…
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後編はこちら≫1980年代後半を舞台に描かれた漫画「ツルモク独身寮」。当時、映画化もされ多くの若者から人気を集めた。その作者である窪之内英策さん。長年続けてきた漫画制作から現在はイラストレーションに活躍の場を移している。改めて「ツルモク独身寮」を見ると、そこ…
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>前編はこちら文房具店で手に入るペンで描かれた、エクストリームな白黒の世界(前編)■ SADAM作品に目を近づけると、細かな点や線で埋め尽くされているのがわかる。まるで銅版をエッチングした版画作品のようだ。これらは版画ではなく、手で描かれている使われているのは、…
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 横浜から電車を乗り継いで1時間、降り立った堀切菖蒲園駅。私の記憶では、はじめて訪ねる場所だと思う。下町情緒漂う駅前通りを歩き、民家の路地に入っていくと昔ながらの倉庫のような建物が見えてくる。2015年にオープンした「HHH gallery(エイチギャラリー)」だ。アー…
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  ■20年「ぺんてる筆」を愛用し続けているMIZOさん独自の描き方「ぺんてる筆」極細一本だけで、細密画を描きあげるMIZOさんには、独自のやり方がある。 新品の「ぺんてる筆」極細をおろして、いきなりは描かない。最初に「慣らし」の作業から入る。まず軸部分を少し押して…
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この絵を見て、筆ペンで描いていると思う人は、まずいないと思う。【画像はクリックすると拡大表示できます】作品を前にしてそう説明されたが、私も信じられなかった。というのも、絵の中には1mmにも満たない繊細な線が異常なほどに描きこまれているし、その一本一本の筆跡…
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谷尻さんの作品を見ると、美しいとか格好いいというものを飛び越えて、心を揺さぶられるものがある。見るものに無条件に感動を提供する建築家の谷尻 誠さん。日本のみならず世界からも注目を集めている人物だ。建築に軸足をおきつつ、活動フィールドはインテリア、CM、プロダ…
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ぺんてるの製品は、サインペンやボールペンなどの筆記具をはじめ、えのぐやクレヨンといった画材など、大変に幅広い。様々なジャンルの製品があるものの、それらを 1 つのキーワードでくくることができる。それは、人が「表現する」時に手にする道具であるということ。そうし…
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世の中のありとあらゆるものを「拡張」する川田十夢(かわだ・とむ)さん。「BUMP OF CHICKEN」のポスターをスマホでかざすと、ポスターの中のいくつもの額縁が次々に壁から離れ全方位に飛び出していく。リアルの世界のポスターは、なにひとつ動いていないのに、スマホに映し…
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